ジェルネイルとは、ジェル状の樹脂を爪に塗り、UV/LEDライトで硬化させて仕上げるネイルのこと。乾かす待ち時間が少なく、ガラスのようなツヤと“持ちの良さ”が魅力です。
本記事では、はじめての方でも迷わないように、マニキュア(ポリッシュ)との違い、ジェルの種類(ソフト/ハード/セミ)、サロンでの一般的な施術の流れまでわかりやすく解説します。

ジェルネイルとは?

ジェルネイルは、ジェル状の樹脂(合成樹脂)を爪に塗り、UV/LEDライトで硬化させて仕上げるネイルのことです。
ライト照射で短時間に硬化するため“乾くまで待つ”ストレスが少なく、ガラスのようなツヤと発色、そして持ちの良さが特徴。自爪の凹凸をなめらかに整えやすく、薄い爪の補強としても選ばれています。
マニキュア(ポリッシュ)との違い
ジェルネイルとマニキュアは仕組みがまったく異なります。見た目も、マニキュアは薄く、ジェルネイルは比較的厚みのある仕上がりになります。
ジェルネイルとマニキュアの違いを以下の表にまとめました。
項目 | マニキュア(ポリッシュ) | ジェルネイル |
---|---|---|
硬化方法 | 自然乾燥 | UV/LEDライトで硬化 |
乾燥・硬化時間 | 数分〜数十分、触れるまで待つ | 1層ごとに30秒〜1分で硬化 |
持ちの目安 | 2〜7日程度(個人差あり) | 3〜4週間(生活や爪質などで変動) |
ツヤ・質感 | 良いが摩耗しやすい | ガラスのようなツヤが長く続きやすい |
欠け・剥がれ | 先端から欠けやすい | 欠けにくいが技術がが必要 |
厚み・補強 | 薄づき・補強効果は小 | 適度な厚みで自爪の補強になりやすい |
デザイン自由度 | シンプル〜中程度(速乾重視) | ミラー/マグネット/立体パーツなど高い |
オフの方法 | 除光液で拭き取り | 薬剤浸透または削りで除去(無理剥がすのはNG) |
初心者の扱いやすさ | 手軽・塗り直ししやすい | 正確な下準備とケアが前提(サロンがおすすめ) |
向いている人・シーン | こまめに色替えしたい、校則・職場で控えめに | 長持ち重視、イベントや複雑アートを楽しみたい |
ジェルの種類と特徴
ジェルにはいくつかのタイプがあり、目的やデザイン、爪質に合わせて使い分けます。
ソフトジェル
ソフトジェルは最も一般的なタイプ。柔軟性がありフィット感に優れ、日常使いのワンカラーやグラデーション、シンプルなアートに向きます。
適切な工程であれば薬剤でのオフが可能で、爪への負担管理がしやすいのが特長です。
ハードジェル
ハードジェルは硬度と耐久性が高く、長さ出しや大ぶりのパーツ、光沢を長く保ちたいデザインに適しています。
基本的には薬剤では溶けにくく、表面を削りながら調整する前提。強度が欲しい方に選択肢となります。
セミハード
セミハードはソフトとハードの中間的な強度。トップのみセミハードでコーティングして艶・耐久を上げるなど、使い分けに活躍します。
ただし、一般的なネイルサロンでは取り扱っていないことがほとんどです。
ジェルネイルのメリット・デメリット
ジェルネイルを始める前に、メリット・デメリットにも目を通しておきましょう。
メリット
- ツヤ・発色が長持ち
表面がなめらかで、くすみにくい。 - 欠けにくい
適切なベースづくりで先端のリフトを抑制。 - 補強効果がある
適度な厚みで日常の衝撃から自爪を保護。 - デザインの自由度が高い
ミラー、マグネット、ニュアンス、立体などトレンド表現に強い。
デメリット
- オフの仕方により爪への負担になる可能性
不適切なオフや“剥がす”行為は爪を傷める原因に。
最近ではフィルインというオフしきらない方法もあるので、ぜひ試してみてください。 - サンディングによるリスク
ジェルを密着させるために自爪を削る前処理「サンディング」のしすぎにより爪が薄くなることも。丁寧な前処理と保湿ケアが前提。 - 連続付け替えによる乾燥
キューティクルオイルなどの保湿が欠かせない。
学芸大学駅より徒歩1分にあるネイルサロン「unwind nails&care」では、お客さまひとり一人に合わせたカウンセリングとフィルインで爪への負担を最小限に抑える工夫をしています。
ジェルネイルが初めての方でも安心できるよう整えておりますので、ご来店を心よりお待ちしております◎

どのくらい長持ちする?付け替え周期の目安
一般的な目安は2〜4週間。爪の伸びや日常の手の使い方、爪質、デザイン(厚み・パーツ量)によって個人差があります。
浮きや欠けが出たまま放置すると水分や汚れが入りやすく、持ちの悪化や衛生面の懸念に繋がるため、早めのメンテナンスが安心です。
サロンでの施術の一般的な流れ
最後に、初めての方でも安心できるよう、一般的な流れを整理します。
- カウンセリング
ライフスタイルや好みの色・質感、アレルギー歴、オフの有無を確認します。 - ネイルケア・下準備
形を整え、甘皮処理をする。表面の油分・水分・ダストを丁寧に除去し、必要に応じて軽くサンディング。 - ベースジェル
均一に塗布し、ライトで硬化。爪の反りや凹凸をフォルム補正して、後の工程の発色・持ちを高める。 - カラー・アート
ワンカラー、グラデ、フレンチ、マグネット、ミラー、パーツなどをデザイン意図に合わせて重ね、各層を硬化します。 - トップジェル
ツヤと耐久を担う仕上げ層。フォルムを整え、先端(エッジ)まで包み込むように塗布して硬化。 - 未硬化ジェルの拭き取り・仕上げ
必要に応じて未硬化を拭き取り、表面を整え、キューティクルオイルで保湿。ホームケアと次回の付け替え目安を共有します。
まとめ|理想の仕上がりは「unwind nails&care」で
ジェルの仕組みや長持ちのコツが分かったら、仕上げはプロに相談を。学芸大学の「unwind nails&care」は2024年9月オープン。オープン当初から月50名超、現在は月120名以上のお客さまが継続来店するサロンです。
人気No.1のパーツ付け放題は、スタッズ・キャラクター・シール・ホログラムまで自在に組み合わせ可能。持ち込みデザインの高い再現性で“なりたい手元”を叶えます。

※バナーにある価格は2025年8月時点のものです。
ジェルネイルに関するよくある質問(FAQ)
Q. ジェルネイルとはなんですか?
A. ジェルネイルとは、ジェル状の樹脂を爪に塗り、UV/LEDライトで硬化させて仕上げるネイルのことです。
Q. ジェルネイルはどのくらいの期間持ちますか?
A. 一般的には3~4週間程度ですが、個人差やネイリストの技術によって異なります。
Q. ジェルネイルの一般的な種類は?
A. ジェルネイルの一般的な種類は「ソフトタイプ」です。柔軟性がありフィット感に優れ、日常使いのワンカラーやグラデーション、シンプルなアートに向きます。
2024年9月、学芸大学にオープンしたプライベートネイルサロン。オープン当初から月50名超、現在は月120名以上のお客さまに継続してご利用いただいています。いちばん人気は「パーツ付け放題」。スタッズ・キャラクター・シール・ホログラムまで自由に組み合わせ可能で、持ち込みデザインの再現度の高さにも定評があります。ネイリストは現在1名(店長)のみ。
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